人間の発汗温度と生存温度について

2019/07/30

 読者の皆様へ。

 人間の発汗温度と生存温度について考えましょう。

 先ず、人間の発汗温度については、個人差があります。気候、民族、運動、体調、

時間帯等、まちまちです。

 では、人間の生存温度は何度でしょうか? これは、発汗した量にもよると考えら

れます。要するに、体内水分量をどれだけ失ったかです。

 ここで1つ提案が有ります。ウェアの問題です。人間はファッションを気にします

が、宇宙空間では宇宙服を着て、気にしませんよね。

 では、ファッションセンスを気にしなければ、陸上で使えるクールウェットスーツ

を将来的に開発したらどうでしょうか。

 体温を冷却する機能を持ち、同時に体内水分量も一定に保てるクールウェットスー

ツです。昔、映画でこれに似たスーツが出ていましたが、冷却機能を持たせる洋服や

ウェットスーツの開発ならば、今の地球の科学技術なら容易に造れるはずです。

 気温が、20℃~25℃を超えても、人間は汗だくに成ります。それを考えると、

50℃なら人間は直ぐに体内水分量を失い、致死量の水分を失います。

 これに、日焼け止めUVカット機能も持たせれば、多少、格好悪くても日光の下、

長時間の労働に耐えられる可能性もあります。

 夏は薄着に成りがちですが、ウェットスーツ機能や冷却機能を持たせた洋服も、

外での昼間の仕事には必要に成る気がします。

 続きはまた今度に。

                        2019年7月30日 著者