最近の地球規模の異常気象について

2019/05/26

 読者の皆様へ。

 最近の地球規模の異常気象について考えましょう。

 現在、日本国は晴天の日が続き、雨が降らずに乾燥水不足に悩んでいます。たまに、

雨が降ったとしてもゲリラ豪雨で、ダムに貯水量が殆ど有りません。

 やはり、島国日本国の夏と言えば、湿度による蒸し暑い夏が来て欲しいと願っていま

す。

 本来、湿度とは、雨が降り、大気に雨水が拡散または蒸発して高くなるものと推測さ

れます。何故なら、日本国の冬には、雪も雨も多量に降りますが、湿度的には高くなら

ずに、乾燥して、風邪などが流行します。

 海に囲まれている島国日本国のこと、晴天が続けば海水が蒸発して湿度が高くなるの

ではないかと思われがちですが、つい先日は湿度が全国的に10%を切っていました。

 地球規模的には、永久凍土が無くなったり、竜巻やハリケーン、集中豪雨、地震の多

発など、問題が起きています。これらの被害にあった人達は、悲劇です。

 では、これらの地球規模の異常気象の原因は何かと突き詰めて考えると、やはり人類

に突き当たるのではないでしょうか。本来あった森林の伐採と街造り、土の地面をアス

ファルトで塗装したり、ビルを建てたり。

 どうしても、人類は経済的特区域は、都市化したがり、森林が極端に無い地域と、森

林山脈地域に分かれます。平野は昔なら農業地域でしたが現在は住み心地の良い都市部

で、山脈は未だ利便性が悪い事から森林が残ります。

 詰まり、海抜の低い平地に人口が密集していて、水害、地震、干ばつ、竜巻等の被害

が甚大に成るのは、予想される事です。

 日本国では、海上で海水が蒸発して雲が出来、それが島国の陸地に流れて来るという

簡単な理屈ではないようです。天気予報を見ていても、雲は上空の気流に乗り、西の大

陸側から流れて来ます、一般的に。

 夏は、台風が日本国の南側の赤道付近の海上で発生し、それが渦を巻き北上してきて

、日本列島に豪雨をもたらします。冬場は、北風により、また寒気が北側から降りてき

て、雪を降らせます。

 気象とは、その土地だけでなく、地球規模的に、相互作用している事が判ります。北

風、南風、上空の偏西風、海上、内陸部、あらゆる要素が相まって地球規模的な異常気

象を起こしています。

 もはや、他国の空気中の有害物質濃度を『対岸の火事』と見物している時代ではあり

ません。夏が近い日本国では、干ばつや氷に悩まされているくらいです。これらは、人

体や生活、細かく言うと日常生活や、工業や、細かい言い方をすると持ち家、畑、車に

も害を成します。

 世界各地で起こっている異常気象は、自国だけでなく、世界規模で話し合う時代では

ないでしょうか。

 続きはまた今度に。

                          2019年5月26日 著者