2019/05/14
読者の皆様へ。
時間の流れと物の速度と時間経過について考えましょう。
時間経過は、1秒がセシウムの何たらかんたらですが、基準を地球上の1点に置いて、
そこでの1秒と宇宙空間での1秒が違うはずです。これからも、宇宙の各所で時間の経過
が違う事が逆説的に判ります。高重力、低重力で違いが有る訳です。
これにより、動物の年輪の重ね方も異なります。では、時間とは何か? ただ単に時間
と人間は言うが、時間の正体が不明だ。哲学的に考えると、時間が無ければ物は動かない
事になる。
先日、友人に言われたが、「温度が絶対零度に近付く程に、それぞれの分子だか原子だ
かの動きは凍り付き止まる」というニュアンスを。では、ある原子が動きを止めたら、他
の原子が未だ動き続ける意味は何なのか? 仮に100種類以上の元素があり、それぞれ
違う温度で運動を止める。不思議ではないでしょうか。
地球上に例えると、冬眠してほぼ仮死状態の生命が、他の種類の生命が自由に動き回っ
ていて、温度が上昇すると仮死状態が溶けまた動き出す。更に温度を上げたら他の種類の
生命体は活性化するが、暑さの為に動きが鈍る生命もいる。
これが、非生命体の元素(原子でも成り立つはず)で行われる事になる。
ある物質の時間は止まるのに、他の物質の時間は動き続ける。
地球上では、気体分子は、温度とか密度で動く速さは変わります。これは、混合気体で
1種類の分子ではない。速度だけでなく、気体の種類毎に、ある温度で速度も感じる時間
経過が異なる事になる。
要するに、物質はそれぞれ、同じ時間経過の上に乗っていなくてもいいのではないかと
思えてくる。
続きはまた今度に。
2019年5月14日 著者