糸で重りを回転させた時の円運動について

2019/03/23

 読者の皆様へ。

 糸で重りを回転させた時の円運動について考えましょう。

 先ず、バネで重りを回転運動させた時の円運動を考えます。この場合、バネが伸びきった

時(重りの重さによる)の状態で運動するのか、バネが伸縮して回転運動するのか、どちらで

しょうか。

 恐らく、バネの劣化を考えないと、伸びきった状態から円運動させた時の重りの軌道は、

円を描きます。バネが通常の長さで円運動を始めた場合、バネは伸縮をしながら円運動をす

るはずです。

 これを糸で重りを回転運動させた時の重りの軌道も同じだと思われます。糸も伸び縮みす

るからです。

 だから、円運動は、どんな条件でも波打った軌道を描くはずです。では何故、惑星や衛星

が軌道から逸しないかと考えてしまいますよね。惑星は正確には歪な円を描くそうです。

 恐らく、何か別の力が働いて居るか、巨大な物体の円運動に働く力が曖昧なのか、少しの

誤差なら許されるからだと考えてしまいます。その円運動をする物体の質量とか中心からの

距離だとか時間だとか。

 又は、少しずつズレていって微調整している可能性もある。例えば、太陽系では、太陽の

質量の変化と共に。サクッと調べた所、1日に5・1840兆トンの質量を太陽は失ってい

る事になる。

 だから、重りを付けた糸の円運動を考えると、糸が弱くなり伸びていっている事になる。

そうすると、やはり地球は太陽の周りの円運動の直径を広げているはずだが、太陽の膨張も

考えると複雑化する。

 この太陽系だけでなく、銀河系、強いてはこの宇宙の均衡を保っているのは何なのかとい

う疑問がわく。地球の様に、地殻があり、重力で物質を固定しているように見える問題とは

訳が違う。

 続きはまた今度に。

                            2019年3月23日 著者