予測と結果の誤差について

2018/11/29

 読者の皆様へ。

 予測と結果の誤差について考えましょう。

 何でも人間は予測して、博打を打ちます。所謂、攻めの姿勢です。これに対して、実証があ

ります。実験等してから結果により、結論を導く。守りの姿勢です。

 これらは、両方同時に行わなければ成りません。そうしないと間違いや誤差が出るからです

 予測は、標的を定めて動くので、ブレが少なく成ります。予め、結論に近いものを得られる

段階で検証実験に入ると、それが当てはまるとピッタリと結論が得られます。計画的行動で少

しの余裕を持たせるのです。

 実証は、偶然に何かをしていたら偶発的に結論が得られる事です。ですが、これは何度も繰

り返して動作を繰り返して、同じ結果に成らないといけません。そうでないと、只の偶然の一

致におさまるからです。

 ここで、予測して神がかり的な結果を出しても、持続性がないと嘘に成ります。実証では、

繰り返して行って10中8、9確かならば、それは持続性があり真実に近い事に成ります。

 これが、誤差で、どんな事に対しても起こるズレです。

 地球上の1メートルの、線路がひかれた物質の移動でも、必ず、反復は有り得ません。ある

程度のフォームの調整でブレを無くす事が出来ても、何かしらの誤差で少しの違う動作と成り

ます。

 これは、地球外の環境を考慮に入れていない事にもよりますし、地球の動きを考慮に入れて

いない事にもよります。だから、天気予報のハズレも有りますし、賭け事なんか当たる訳が無

いのです。

 予想外の結果。これは人類が直面している問題です。世界中で、思いもよらない異常気象で

、環境による人間への害や、奇跡が起こり得ます。それらを、天災と呼びます。

 結論としては、人間は地球に依存している生き物なので、地球環境を完全にコントロールし

たり、予測する事は出来ないという事です。何かの問題を解決したら、また次の問題に直面す

るからです。

 続きはまた今度に。

                            2018年11月29日 著者