2018/10/25
読者の皆様へ。
知性と形状について続きを考えましょう。
知性とは、本当に脳と密接に関係があるのでしょうか? 人間でも、その偏りが1個人でも
存在します。朝の寝起き、昼飯後、夜の仕事後。それぞれの時間帯で同じテストを同じ人が受
けても、バラツキがあります。時間帯で、個人の生活習慣により、波が出来る。
落ち着いた場所、騒がしい場所、標高、地域、温度、湿度でも、脳の働きにバラツキが出来
る。生活習慣で、煙草、お酒でも、脳の働きが変わる。
脳の無い生物は、どうだろう。例えば、単細胞生物でも、細胞分裂型の生物でも、植物でも
。永く生きる事が知性であるなら、木々は頭が良いし、子孫を残す事が知性であるなら、細胞
分裂型生物は自分の分身を作るので利口だ。
知性と形状は正に理に叶っている。植物を人間が伐採し過ぎたら、空気の配分比や大気汚染
で人類は存続出来ないし、生態系の最下層である単細胞生物を失っても、酵素や体内で生息し
ている優良生物まで失い、人類は死に絶える可能性がある。要するに、自然界は地球上で食物
連鎖という形で、神に鎖をかけられている様に思われる。
そのバランスが崩壊する出来事が起こったら、種の絶滅が来る。
知性とは、定義により異なる。高度に発展した文明を築き上げるのか、種の存続を図るのか
、遺伝子的に受け継いで生きていくことか。太く生きるか、細く永く生きるか。
もし、地球最後の日が来たとしたら、皆がノアの方舟で宇宙空間に旅立つと推測されます。
その時に、自分自身が生き残る事を考えるのは凡才で、子供の生存を考えるのは良く、子孫の
存続を願うのが正解です。
もしかしたら、地球外に高度に発展した惑星が存在していたら、その惑星の最期には子孫の
存続を願い大気の存在する他の惑星に、子孫を旅立たせるはずだ。ここまでいったらSF映画の
世界だが、地球の最期の事は考えたく無いが、考えておくのも知性であると考えられる。
丁度、ある人が自分の子孫を残す為に、精子や卵子を冷凍保存して、後世で遺伝子的に未来
人に復元して貰おうと考えるのと同じである。
話は戻り、知性と形状について。地球上の生物は、その時代時代に応じて進化して、その形
状を変化して生き残ってきた。進化論を肯定的にとらえるならば。
だから、人間は猿の子孫と進化論では言われていますが、一方で猿を同族と見ない。現在の
人類は遺伝子的に黒人も白人も黄色人も同じ起源だと解明されているようだ。しかし、本当に
人類に進化した後で、他の動物や生命を蔑ろにしていいのか? 食物連鎖が崩れると人類でさ
え、絶滅の危機にさらされる。
人類も、人種や形状で差別しないように成ってきています。寧ろ、その行いで差別を受ける
事がある。暴力的であったり、一方的な差別行為であったり。だからこそ、人間は努力して理
性を育てて、道徳心を持って、他人に接するべきである。
それは、子供の頃から勤勉で、体力を育み、芸術を磨き、理性を育てる。そうする事で、個
人個人の1人1人の力が底上げされ、働けない人へのサポートも楽になる。
今の世の中は仕事が分担化されているが、もしもの時は、個人の力でサバイバル出来る知性
を付ける。極端な話は、工業的な仕事をしている者が、家庭菜園で野菜畑を作り、生きる為の
術を学ぶ。若しくは、教育で、それを教えることが望ましい。
だいぶん、複雑な話になっていまいましたが、人類は皆が、安定した生活をしたいと望んで
いる事に、誰1人として変わりはないはずです。
続きはまた今度に。
2018年10月25日 著者