真面目と不真面目の違いについて

2018/09/15

 読者の皆様へ。

 真面目と不真面目の違いについて考えましょう。

 「貴方は真面目な人ですね」と、皆さんは言われた事がありますか? 幼少の頃は、誰もが

1度は言われた言葉です。真面目=純粋に生きているからです。

 そんな真面目な子供の頃の知人達に、暫く会わずに突然に逢いにいったら、知人の多くが性

格が豹変していて、高圧的であっあり、素っ気なかったりします。

 恐らく、知人達は人生を生きてきた中で、自分自身を変えなければならなかったのでしょう

。進学、仕事環境、恋愛、と人生では色々あります。これを不真面目といっていいか疑問です

 現代人の性格は、歪みつつあると思われます。要するに、生活環境が窮屈で、自己主張しな

いと居場所がなく、自己主張できなかったら自分を卑下し引きこもりになる。趣味を持ってい

る人はまだ良い方です。アウトドアで自然にてストレスを発散したり、自己啓発で自己満足ま

たはプライベートで人間関係を構築するからです。

 決してやってはいけない事は、約束を反古にすることです。法律、文面や口による約束、待

ち合わせ。これらは、信頼を失墜します。ビジネスを言っているのではなく、人としてのあり

方です。

 相手を信じる事が最優先ですが、現代人は必ず裏切ってきます。約束を訂正して、後日改め

ては良いでしょうが、相手の気持ちを理解せず期待を裏切る軽はずみな行動は赦されません。

その1回の裏切りで、真面目な印象を失墜します。

 ですが、人間関係はやり直しがききます。悪い心を持った人が、説得や教育で真面目に傾く

事があります。この場合は、その人のまだ善良な心が生きている時です。いくら言っても理解

せず、何度も人を傷つける人は、どこか脳に障害があるか、悪魔が宿っています。

 人の善悪の判断は難しいですが、その善悪は立場の強い弱いは関係ありません。立場の強い

人ほど高圧的で傲慢に成りがちですが、その中にも気さくな人は混じっています。その違いは

、如何に苦労して生きてきて、自分自身の行いを顧みたかによります。もう満足したからいい

やで終わらず、何て人生を歩んで来たのかと反省する事が必要です。

 真面目な人はそれが直ぐに出来て、不真面目な人はそれに時間が掛かります。人間は常に、

毎日、その前日の行いを顧みて後悔し、改善していくことが求められます。

 続きはまた今度に。

                             2018年9月15日 著者