人について

2018/06/11

 読者の皆様へ。

 人について考えましょう。

 現在の人間になるまでに、原人の段階で何度も失敗を繰り返してきたと、TVで

見ました。

 数百万年~数万年の間にかけて、現在の人に繋がる原人は、1本の細い道しか、

存在していませんでした。何百の原人が、地球のそこかしこに存在していたのか判

りませんが、現在の人類へと通ずる道は1つだったのでしょう。

 道具を加工する事を覚え、爆発的に知能を数千年で発達させた人類。それは、他

の地球上の生命では見られないものです。

 ですが、他の哺乳類も、独特の共通声帯で、意志疎通を図っているといいます。

我々、人類よりももっと、高知能で複雑な遠距離に届く声帯で話をしているものも

います。

 人間ほど、身勝手で、自分中心の生物はいるでしょうか? ここでいませんと答

たいところですが、います。恐ろしい事に、腹が減ったら、弱い生きた仲間を犠牲

にする動物もいます。

 自発的行動が不可能になる前に、食欲などの欲求を優先するのです。それは、獣

独特の共通行動です。そこまでして、生き延びようとする人間はいません。時とし

て、物語や偶発的事故の話で、逸話を聞いたりしますが。

 そこまでして、生き延びようとする欲求は何なのでしょうか? 自分が物を食べ

ないでも、子供に食事を譲るのが、正しい人間の在り方です。

 高度に発展した世の中で、子孫に食べ物を残そうとしている人がいるでしょうか

? 今現在存在している人類で、地球上の資源を食べ尽くしてしまう勢いで人類は

生活しています。

 これからは、地球の資源と人類の関係を考えて、1本の細い道を生き延びる手段

を考えていかなければなりません。宇宙∞開発が上手くいくとは限らないからです

。とらぬ狸の皮算用はもう、止めにしましょう。

 続きはまた今度に。

                        2018年6月11日 著者