遺伝子と成長と形状について

2019/09/25

 読者の皆様へ。

 遺伝子と形状について考えましょう。

 人間に関わらず、動物、植物は、その種族毎にある特徴的な遺伝子を持って

います。例えば、人間と似た祖先とされる猿と、人間では、自然界では区別出

来る遺伝子的特徴があります。

 更に突き詰めると、人間の個人一人一人でも、区別出来る遺伝子的特徴が、

存在しています。民族や家系により、遺伝子的特徴が有るのです。

 例えば、A型血液とB型血液の男女が結婚して産まれた子供が何型に成ると

いう話が有ります。この時、両親の遺伝子により、近しい遺伝子を持った子供

が産まれます。

 その子供は、成長と共に体格が大きく成り、姿形を変えて行きます。環境、

生活習慣、食べ物、はたまた1日でどういった動きをしたかによって。

 その子供は、成長と共に遺伝子変化を起こすでしょうか? 答えはイエス

でもあり、ノーでもあると思います。

 最初に人間の祖先であった原人は、1個体ではなかったでしょう。互いに、

近しい遺伝子と形状を持った男女が必要です。哺乳類は胎児を母親の母胎に宿

して、子供を産みます。一方で、卵として産み、卵の中で形状を形造る恐竜の

様な(爬虫類や亀や昆虫なども)生命も居ます。

 人間の子供は、赤子の時と、成人した時で、遺伝子変化を普通起こしません

。よく、本当に私の子供かと検査する場合、99%だとかの結果が得られます

。遺伝子的特徴からです。

 配列や特徴の見分け方は、私は専門家では無いので言及しません。ただ、

人間の子供は、遺伝子を保ちながら何故、成長と共に形状を変化させながら、

自己の個体を微妙に細かく変化できるかです。魚も、爬虫類も、甲殻類も、哺

乳類も全てです。地球上のあらゆる生命は、時間に乗って、空間で生きて、物

質的に交換をして、常に変化している。汗1滴の変化も、身体と外的要因(

微生物など)に影響を及ぼすのです。

 赤子の時と、成人した時では、配列に少し変化なりズレが存在している可能

性もあります。遺伝子とは別に、老化に起因する要素があると昔のどなたかの

研究で明らかに成っております。

 遺伝子と成長と老化と形状の変化。これは、時間と物質と空間的変化でもあ

ります。大宇宙∞の中で、同じ形を保つ事は先ず不可能です。

 人間、地球、太陽系、銀河系、宇宙、大宇宙∞が同じ形を再びとる確率は、

なんと恐らくゼロなのです。もし、同じ形を再びとる事があるとすると、それ

はしつこいですが、神が神の力を披露した時です。

 だからこそ、自然界の中で、人間は自然に逆らわず運命のままに生きるべき

と思います。男女が運命的な出会いをして、お互いに惹かれあい、愛を育む。

それが、この複雑化した社会では、エゴの張り合いで出来ない様に思います。

 遺伝子と成長と形状には、閉鎖的な地球上で、如何に自然に逆らわず運命の

ままに生きたかで、左右されるものだと考えます。

 続きはまた今度に。

                      2019年9月25日 著者