目視検査とAIを使用した画像処理解析検査への進化について

2019/05/21

 読者の皆様へ。

 目視検査とAIを使用した画像処理解析検査への進化について考えましょう。

 現在、自動車部品等の小さい部品は、目視検査と画像処理解析検査による2つの方法

にて、良品か不良品かを振り分けています。

 電子部品は、通電等の方法を行い、良品か不良品かを振り分けています。

 しかし、大きな製品に対しては、画像に収まらずに画像処理解析検査による、良品か

不良品かの判別が行えない現状です。

 これを解決するのか、AIだと考えられます。

 例えば、板の表面に穴か空いていたり、キズが表面に入っている場合、画像処理解析

検査をどう行うかというと、接触検査、映像技術が考えられます。

 接触検査は、AIに予め3次元形状を記憶させて、超マイクロファイバーを集めたり、

並べた物を物体製品表面に当てて、形状を計り、形状異常を発見します。

 また、映像技術では、巨大製品をカメラの前を流して、明暗やキズの有無で、AIに製

品異常を認識させます。

 これに、重量検査を加え、クリアランスの中に製品重量が入っているかを計り、製品

異常を発見します。

 アナログな製品程、この検査で製品異常を発見でき、検査の少人化に繋がります。

 但し、マイクロ単位のキズについては、小型高性能製品の様な物は、また別の方法で

製品表面異常を発見する必要があります。

 続きはまた今度に。

                          2019年5月21日 著者