自然界に見る種の多様性と癌細胞との因果関係について

2019/05/04

 読者の皆様へ。

 自然界に見る種の多様性と癌細胞との因果関係について考えましょう。

 先ず、結論から入ると、癌細胞との人類の戦いは、永久的に続けられると思われます。

 遺伝子、食物、太陽光、生活環境、老い、その他、様々な要因から癌は発生します。

 第1に、遺伝子です。先祖から生活習慣の中で蓄積してきた経験(食、大気、経験、

趣向等)から、癌の発症は遺伝的に情報に取り込まれています。

 第2に、仮に癌の遺伝子の気が無くても、生きていく上で、食物を口にしなくてはな

りません。例えば、その食物を動物とすると、その動物自体が癌細胞に侵されていたり

、人体に癌細胞を発症させる成分を含んでいたりする場合です。

 第3に、太陽光があります。皮膚癌がよく言われていますが、紫外線や赤外線などの

肌を焼いたり熱くしたり、寒くし続けたりすると、何らかの疾患を患い、正常な細胞の

発生を妨げる可能性があります。

 悲観的に成らないで肯定的に考えて欲しいのですが、確率的に、事故や老衰か疾患で

亡くなる以前に、癌を患うのは仕方のない事です。人間は必ず老いて死ぬのが宿命なの

で、精一杯生きていけば良いと思われます。

 第4に、生活環境があります。工業地帯、極端な寒冷、熱帯です。工業地帯では、大

気や水や土壌や工場廃棄物等で、癌を患う可能性があります。発癌性物質が、吸気、接

触、吸入で人体に入ってくる可能性です。昔から、癌を患う人がいたことから、工業地

帯に限らず大気、水、土壌にも少なからず危険性はあったのでしょう。

 また、新陳代謝でも、熱い、寒い、痩せている、太っている等で、何らかの因果関係

もあるはずです。極端なオーバーワーク等もです。

 第5に、老いです。老いは、正常な細胞の製造と増殖を衰えさせます。癌細胞の発症

のメカニズムは知りませんが、正常な細胞の活性化を抑制することは、簡単に理解でき

ます。

 いずれにしろ、私が言いたい事は、このままの地球環境でいいのかと言う事です。産

業を高度発展させているのは良いのですが、その産業や科学で地球環境を悪化させて、

それによる疾患が増えて、それを抑え込む為に、更に自然現象に挑戦する。

 いたちごっこなのではないか?

 新しく人間に造り出された食べ物、お菓子、はたまた医療品でさえ害や副作用がある

のが現状です。

 かくいう私も、環境問題やこれからの老いを恐れる事も有るからです。

 続きはまた今度に。

                           2019年5月4日 著者