2018/11/16
読者の皆様へ。
昼と夜の存在と生命の睡眠について考えましょう。
先ず、深海から考えて行きましょう。深海には当然、太陽光は殆ど届きません。では、深海
に棲む生物には昼夜は有るのかという疑問が浮かびます。この答えは、深海生物でも目を持つ
生物にとっては、昼夜が存在するのではないでしょうか? 注.魚にも瞼があるものと無いもの
がいます。
最近、太陽系の話に偏ってしまい申し訳ありません。
地球は自転している事で昼夜が極点付近でないと存在します。それにより、殆どの大陸での
海上での温度変化が調節されています。地球上に棲む生物にとって、適温となる訳です。これ
は誰でも知っていることです。
では、昼行性、夜行性が有るのは何故でしょう。昼行性は、昼間に行動する生物、夜行性は
、夜間に行動する生物です。おそらく、昼間の大気温度が苦手であったり、夜間の暗闇の視界
制限があったり、様々です。
高等な生物程、その習性を守るのか、守らないのか? これは、人間を例にとっても一概に
言えませんが、適度な睡眠と仮眠を取る人ほど、環境に適応力を示し、仕事能率が上がる事は
事実です。一方で、睡眠をよくとらないと発育にも影響を及ぼす(成長ホルモンバランス)と言
われますが、適度な運動をしないとまた、成長にも影響を及ぼします。
そこら辺のバランスは、スポーツ毎に分類出来ます。身長あってのスポーツとも言えますが
、激しく動くポジションは小柄であったり、力強さを要求されるスポーツは大柄であったり、
運動量を求められる長距離ランナーは小柄であったりと、選んだスポーツ、ポジションでも、
発育に影響があります。これは、人間の理想傾向と脳に関係があるのかもしれません。
話が逸れましたが、人間は昼型です。夜に暗い時に睡眠を取ると、健康的に良いと言われて
います。自転による時差もあり、飛行機での長距離移動では時差ぼけというものもあり、本調
子では無くなります。
夜型の代表は、フクロウや昆虫です。フクロウは夜目が利き、眠っている又は油断している
小動物を襲います。昆虫は、互いの運命の相手を探しに行きます。
これらは、地球上の食物連鎖、弱肉強食、等に深く関わっています。太古の人間でさえ、夜
に捕れる獲物は夜間を通してでも捕っていました。
睡眠の話に戻ると、昼は光があり、何故か浅い睡眠しか取れなかったのでしょう。人間の脳
が光を感知し、働きを続けるからです。だから、朝方になると、夢を見ていて記憶したまま目
が覚めることがしょっちゅうある。
私は医学者で無いので確かな事は言いませんが、仕事を終え夜に家に帰り眠ると直ぐに疲れ
により深い眠りに入る。朝方は、程よく寝た後には睡眠欲が減り、徐々に緩やかに浅い眠りを
続け、やがて目が覚める。この浅い眠りをレム睡眠と呼ぶが、眠る時と起きる時では質が違う
可能性がある。夜更けの眠りと朝方の眠りである。
睡眠を必要としている脳の欲求と、眠りから覚めて食事を摂り1日の行動を始める欲求も違
うからだ。そこら辺の所は、生物学、心理学、地球環境学的に、様々な要因が複雑に絡み合い
、人間の脳が行動の指令を体に要求している。
最終的には、人間の脳が外的環境や内的環境の何の影響を受けているかによるが、地球とい
う閉鎖された空間で起こる事象なので、似たり寄ったりの現象が大気圏内で行われているので
はないでしょうか。
続きはまた今度に。
2018年11月16日 著者