光の1粒子の運動性について

2018/11/15

 読者の皆様へ。

 光の1粒子の運動性について考えましょう。

 先ず、物理学で習うのは、光には粒子性と波動性があるという事です。これは、仮に、本当

に仮にですが、光の粒子が水粒子と仮定すると、海の波の様に運動しているとモデリング出来

ます。

 しかし、光の1粒子を考えた時はどうでしょうか? 光の粒子の直線真空中速度は、3・0

× 100000000 〔m/s〕です。もし、粒子が振幅を持ち、蛇行してある方向を目指し

ているなら、光の粒子の速度に補正が必要であるし、有り得ない。

 何故なら、宇宙空間で真空中で何処からもほぼ、力を受けていない、エネルギーを受けてい

ないと、粒子は等速直線運動をするからだ。だから、正弦曲線を仮に光が受けるならば、その

振幅がゼロの所に、光の粒子が振幅を示した時に力で引き寄せる何かがなければ、波動性は成

り立たない。要するに、振幅がゼロの所でY軸方向の速度が最大にし、振幅が最大に成る所

では、Y軸方向の速度がゼロになる瞬間的X軸方向の等速直線運動をしていることになる。

 速度の補正は、そういった意味から、等速直線運動をしていない波動性のものに対しては、

sin  cos  tanの他にもっと複雑なものもありますよね。

 話は戻り、光の1粒子が、振幅を示した瞬間に、有らぬ方向に光の粒子が飛んでいくのは、

古典的物理学では、成り立ってしまうはずである。

 そして、地球上で人間が光を眼で捕らえる時に、地上で乱反射した時に、物が歪んで見えな

いのもおかしい。陽炎の様に、熱で空気が歪んで見えるようにならずに、人間の脳が光を補正

しているとも思えない。

 だから、もし、光に『 粒子性 』と『 波動性 』があるとの主張が正しいのならば、何

かの他の性質を見落としている可能性がある。

 続きはまた今度に。

                            2018年11月15日 著者