2018/11/12
読者の皆様へ。
等速直線運動とはどうやって生み出されるのかについて考えましょう。
物が静止状態から速度を持つ時は、必ず力を加えなければ成りません。押してみるか、引い
てみるかです。押すとは、何かで衝突を起こしてやるか、電気的・磁気的に反発力を使うかで
す。引くとは、何かで牽引してやるか、引力で引き寄せるか、電気的・磁気的に吸引力を使う
かです。
では、押す場合を考えると、例えば真空中で物体を等速直線運動をさせるには、弾塑性を一
切させないでリリースしてやるか、磁気的ならば反発力が一定に成るまで待たないと、加速度
が付いてしまいます。
引く場合もしかりです。
要するに、等速直線運動とは、何処からも、どの角度からも、一切として力と磁気的影響を
受けていない状態を言います。そんな場所が宇宙空間に存在している訳がありません。
ここで、何故、夜空の恒星が何時も点で見えるかという事に言及すると、恐らく、地球と恒
星を結ぶ直線上を光は通っていなく、ちょっと湾曲した曲線を描いているはずである。何故か
と言うと、数百光年、数千光年離れた恒星と地球を繋ぐ直線の間に、巨大な障害物は幾らでも
存在していて、恒星が遠くなる程、光は複雑な経路を辿っている。
だから、季節毎にも、日にち毎にも、見える恒星の位置が変わるし、地球の公転と自転でも
その位置が変わる。これは、一概に大宇宙∞が膨張しているか、収縮しているか、断言できな
い理由でもある。
毎年の様に、星座が綺麗に見えるのは、光年距離が遠い事もあり、物質の速度が遅いと思わ
れているからで、恒星の寿命も永いからだと断定されている。しかし、新星発見のニュースを
聞く度に、宇宙∞の変化説を肯定的にとらえてしまう人も多いが、宇宙∞がうごめいている事
も可能性がある。
先に書いたが、恒星が公転している可能性が低く、寧ろ恒星がある程度固定されていて、そ
の周りを惑星や岩石が公転している。これは、恒星の寿命後に、そこに巨大な重力を発生させ
る何かの存在があり、恒星の中心と定位置に留まる理由があるはずだ。
恒星の種類によって、寿命後の形態が異なると言われているが、何故か恒星を空間に留める
何らかの理屈を説明しなければ成らない。基本的に恒星は微動だにしないものである。その理
由が、恒星の種類と一生と寿命後の形態に深く関わっているはずだ。
等速直線運動に話を戻すと、銀河が出来る時に、粒子なのか物質なのかがより集まり、その
時に恒星の位置がほぼ決まるが、銀河も渦を巻いていると考えている人もいる。恒星が仮に加
速度を持たないとすると、既にほぼ等速直線運動の速度がゼロと考えるか、銀河の中心に対し
て公転(瞬間的には直線運動)している。固定か銀河の中心に対して公転かは、銀河に様々な形
がある事で難しいが、中心の無い銀河もある事から、恒星の固定(何らかの理由で)も言える。
それが、恒星が膨張した時に、銀河の中心からの位置だとか、速度を持つだとか、固定され
ているだとかの理由で、真の姿を現す。人類の科学の短い時間では、系統立てるのは難しいが
、何らかの要因があるはずだ。
それが、空間とか、時間とか、物質に起因しているのは解る。恒星内部の構造である。
本日は、問題提起をしたが、恒星内部の物質と空間と時間の謎である。余りに高密度、高温
、高重力が起こす神秘の点という場所だ。
続きはまた今度に。
2018年11月12日 著者