粒子の粒度と容器について

2018/06/23

 読者の皆様へ。

 粒子の粒度と容器について。

 ペットボトルを考えましょう。完全に密閉されている水が存在しています。ワインの

様な、コルクではなく、プラスチックの蓋とします。これを、逆さにしてもこぼれない

とします。

 このペットボトル容器の水は、暗い所に置いておいて、1000年後に存在している

でしょうか? 多分、存在していないでしょう。容器の破損、水が蒸発し隙間から逃げ

ていかないとします。

 よく、分子や結合した元素からできた物質単位の長さを、大学で習いました。ですが

、これが常温でとか、1000度以上の高温で、同じだとは到底考えられません。膨張

とか、収縮はないのでしょうか。そこの理論が曖昧です。間隙も変化しそうであると、

私は考えます。

 ペットボトルに閉じ込められた水は、誰もそれに触らなくても、無くなると思います

。その原因が何かを考えてみると、水が腐る(微生物の発生により水分子が還元されて)

小さな分子になる。ペットボトルの少し大きな隙間から、時間をかけて水蒸気が逃げて

いく。等です。

 要するに、金属も溶解する過程で、金属結合に変化が見られる、共有結合も温度によ

って結合状態が変化(伸びたり縮んだり)しているのではと考えます。金属については、

三元状態図は合金を理解する上で教わりましたが、もっと複雑なのではないか。結晶に

ついても、ズレだか何だか習って、それが破断とか滑りの要因になるだとか、理屈は解

るが、結合エネルギーがどうたらこうたらとか、そんなの大局を見ずして細部にこだわ

りすぎなのではないか?

 大宇宙∞を理解する上で、そこまで細かい予想を立てても、もっと複雑不可思議なの

ではないか。ブラックホールの中の、合金の三元状態図など成り立つものなのか?

光さえ吸い込まれる存在を考えて。

 最初のペットボトルの水を考えてみると、恐らく、2次曲線的に水を失っていくと思

います。1つの状態変化(ほころび)が出ると、加速度を増して水を失っていく。原因は

不明でも。

 だからこそ、常に観測が必要で、内容量が減ってきたら、何が原因かを突き止めなけ

ればならない。

 地球も同じである。現在の気候変化(熱帯化、温暖化)は、地球に原因があるのか、太

陽に原因があるのか、人に原因があるのか、大宇宙∞に原因があるのか。異常気象につ

いても同じである。

 言いたいことは、混沌としている大宇宙∞の地球上で、異常気象をある1因に断定す

ることが出来ない。例えば、温暖化20%、人口の増加10%、と言うことではないの

か。あらゆる局面から見て、それを総合しても、計算に合わないのが大宇宙∞だ。

 投げやりではなくて、警笛を鳴らしているのです。

 続きはまた今度に。

                          2018年6月23日 著者