2018/06/18
読者の皆様へ。
象形文字と現代言語について考えましょう。
昔は、動物や物を表現するのに、象形文字が使われていました。これは、その物の
形を絵に書いて簡略化していった文字です。だから、物や動物を1字でも表せ便利だ
ったでしょう。
これらの象形文字に、発音をつけていく段になると、発音はごく有限で互いに聞き
取るのに苦労したでしょう。だから、まずは名詞が発生したのかもしれません。
それに、個人を特定する名称。
動物、特にライオン等を考えると、共通の獲物を狙うのに、言語や発音を使用して
いません。あうんの呼吸で行っています。だから、動詞は後で生まれた可能性があり
ます。
「俺、食べる、牛」の様に、言語が未発達で、文法も無かったでしょう。それぞれ
の名詞に発音をつける事になり、単一の発音では限界が出来て、長い発音の名詞が生
まれてきたと思われます。
その内に、文字を繋げる方法を考えて、文法に近いものが出来上がっていった。先
にも記述した通り、各集落毎に、言語は異なっていた(大国は除く)により、言語が違う
民族と付き合う時には、戦争なり、共同体なりが起こった。
他国間を往き来する者や、中間言語の国(渡来人や移住民族や文化的影響を受けた国)
は、常に言語の発音を聞き取るのに苦労したはずだ。
現代言語は、象形文字が発達したものや、整理されて整えられたものの混合だ。国
毎にもよるが。例えば、魚の『鯵』を表すのに、『アジ』でもいいし、『あじ』でも
いいし、地方毎に方言もあり、発音も少し違う。出世魚で、同じ魚でも、大きさによ
り呼び方も違うし、外来語呼びも、当て字もある。
若い世代の人は、どんどんと新しい言語を作り出している。言語は発達しているの
だ。恐らく、1000年後の日本国で、現在の日本語が通じるかは解らない。人間が
、新しいものを作り出しているからだ。アニメ、映画、工業製品、情報伝達方法、プ
ログラム言語など。
続きはまた今度に。
2018年6月18日 著者