2020/11/15
読者の皆様へ。
AIの良識と人間の良識の違いについて考えましょう。
AIは最善の選択を、確率的計算から割り出します。しかし、
それは時として人間の良識から反するものである事があります
。良識とは、命に密接に関係するからです。
昔あった、人工知能が人間と戦う映画は、あり得るでしょう
か? AIにとっては、生きるという概念が無いから、あり得無
いと思います。もし、AIが魂(命)を望むと仮定したら別です
が、命とは無くすものなので、AIはそれを考え無いでしょう。
繁栄とは、自分の子孫を残す事で愛情に繋がります。AIに、
自己犠牲の精神は無いから、自己防衛はしても繁栄を理解する
事が出来ないと思います。
例えば、将棋の人工知能が敗戦を喫して、それを学ぶとして
、他の人工知能将棋差しと対戦させて、最善の手を打てるかで
す。
人工知能は先の先を読み、攻撃と防御でパラメータで将棋を
打ってきます。負けるというプログラミングが成されていませ
ん。難易度で、何手先まで読むというプログラミングでしょう
。
だから、師匠が弟子にわざと負けて、弟子を育てて、自分の
上を超えさせるが出来ません。人間は、勝って、負けて学びま
す。失敗からも学ぶのです。これを良識と言います。
仮に、全自動AI自動車で、動物をひきそうに成った時に、そ
れを避けて車が壁に衝突して回避するは、AIではあり得ません
。避ける所が無い状況で、AIがどういう判断をするのかを、実
験してみてはどうか。
AIの最先端のコンピュータが弾き出す最善の答えは何でしょ
うか?
2020年11月15日 著者