『失敗』と『老い』について

2018/01/14

 読者の皆様へ。

 今日は、『失敗』と『老い』について、語りたいと思います。

 学生等の方達は、受験や就職活動で、多かれ少なかれ『失敗』を

おかします。試験で、何点以上とると決めて挑んでも、必ず、その

点数を下回ります。

 何故かは、専門家の解説に譲りますが、要するに、古いものより

新しいものの方が、常に改善されているからです。

 だから、どんなに頭の良い社会人より、現役の学生の方が、数式

、公式について詳しく覚えているのです。ですが、学者の方など、

継続して同じ反復研究をしている者は、それにあてはまりません。

 記憶とは不思議で、著者は、地元横浜市から愛知県に引っ越して

19年が経ち、同級生の名前すら8割方は、忘れてしまっています。

 よく、USBメモリで、何メガ、ギガと云う言葉を使います。USB

メモリは記憶容量に限界があるのです。人間の脳も同じです。

 しかし、人間の脳は優れていて、記憶(メモリー)の保存と、消去

を同時に、自動的に行えます。だから、時代の変化、環境の変化に

対応が利きます。

 しかし、人間には『老い』があり(有機物だから)、ある年齢に達

すると、容量も働きも、回転速度も落ちてきます。筋肉にも、それ

が言えます。

 しかし、継続的に続けている事は、脳に旋律(音、メロディ)

として残っているのです。よく、CDを聴いていると、曲の終わりに、

次の曲のイントロが頭に浮かびます。

 これが、人生でたまに経験する、デジャブで、過去にあった事を、

忘れていて、初めてなのに懐かしく感じる感覚だと思います。

 人間は絶えず、地球上で物質交換をしている訳です。

                 2018年1月14日 著者