2019/10/24
読者の皆様へ。
雨について考えましょう。
雨と言えば、必ず雲から降ってきます。この時、大気の乾燥、湿度の程度で
、雨粒と空気との摩擦により、雨粒が小さく成ったり、大きく成るはずです。
丁度、隕石が大気との摩擦により、光を発しながら燃え尽きる様に。
空気が乾燥している時に降る雨粒は、次第に乾燥により水H2O粒子が削り取
られて行く訳です。逆に、空気の湿度が高いと、雨粒は水分を吸収して大きく
成って行きます。
だから、乾燥地域と湿度地域では、雨の降り方の様相が異なります。
また、雪や氷が降る場合も同じです。上空の空気の温度が低く、陸地付近の
空気の温度が高いと、雪や氷は溶けて雨粒に成ります。反対に、上空の空気の
温度が高く、低地の温度が低いと、雨粒が雪や氷にも成ります。勿論、そのま
まの状態で低地に降る場合もあります。
低地での空気の流れと、上空での空気の流れが違うからです。私は魚釣りを
よく海でしていますが、風の吹く向きと雲の流れる向きが、反対向きの場合が
あり、不思議に思っています。特に、台風が近付いて来ると、それが顕著に判
ります。
雲は水蒸気の塊と言われますが、空に薄い雲が所々にある時などは、雲がよ
く、形を保ちつつ、風に流されて行き、消えないのか不思議に思いませんか?
これは、雲の湿度と周りの湿度が平衡状態にあるからだと、推測出来ます。
夏の積乱雲と冬の雲の質もまた違い、積乱雲は湿度と密度の関係でスコールな
どを降らせます。
雲にも季節や気候毎に、高度が存在します。低いものでは数百メートルから
高いものでは数千メートル~1万メートルの高度に分布します。
勿論、地球は球状に近いので、大気もそれを取り巻く様に分布し、雲も重力
により、曲面をしている訳です。台風くらい大きな雲の塊になると、中心の台
風の目(低気圧)を中心に、雲を大気と同時に回転させて移動する訳です。
続きはまた今度に。
2019年10月24日 著者