恒星と惑星の大気としての考え方について

2018/12/24

 読者の皆様へ。

 恒星と惑星の大気としての考え方について考えましょう。

 惑星には、一般的に大気が存在しています。それは、地殻という観点から、地殻の引力によ

って気体が地殻付近に留められているからです。

 しかし、太陽系の惑星で、太陽からの距離にもよりますが、核にこれ程熱を帯びてマントル

より内部が流動しているのは地球くらいではないでしょうか。太陽系の全ての惑星は生きてい

る事に変わりありませんが、地球程、躍動している惑星はないでしょう。

 地球も、誕生したての頃は、どろどろの惑星であったに違いが有りません。それは、恒星と

はまた、違う形の流動体です。温度自体が格段に違うのです。その点で、地球と比較した恒星

の大気は存在しています。それが、水素やヘリウムという事です。

 水素等は、水素自動車でも言われている様に、爆発性があり地球上では危険です。それが恒

星の大気の役割をしているという事です。太陽の表面温度は5000~6000Kですが、岩石

の融点は1000K程度、鉄の融点は1500K程度です。(気圧は考えない)

 だから、根本的に地球が出来立ての流動体であっても、恐らく表面温度は1000~2000

K程度で、内部温度を比較しても、太陽の1500万Kに対して、地球の内部温度は約6000K

程度です。

 詰まり、恒星と惑星は、核融合、核分裂以前に、ものが違うのです。大気という観点からも

、それは言え、太陽の大気は存在していませんが狭義で水素やヘリウムと言え、地球の大気は

色々なガスの混合物です。

 気体が大気と言うのなら、地球の大気にも水素分子は微量存在しています。

 続きはまた今度に。

                            2018年12月24日 著者