細胞の主導権について

2018/05/24

 読者の皆様へ。

 細胞が集まった時の主導権は何処にあるのか、考えましょう。

 人間は、多くの細胞で形作られています。それらを統率しているのは、一応、脳と

いうことで結論付けられています。しかし、脳細胞で、脳も形作られています。

 人間は、遺伝子(ヒトゲノム)がどうのこうので、個人が特定されます。しかし、昔

TVで見たことがあるのですが、一人の人間の違う部所を、違う遺伝子を持っている

人がいたと、見たことがあります。

 それに、移植手術でも、それが実現できます。ですが、拒否反応を示すこともあり

ます。整形手術をした人は、次第に形が崩れてきて、定期的に手術を受けなければな

りません。それは、内臓でも、皮膚でも言えると思います。

 単細胞生物の細胞分裂を見ると、1つの細胞から2つの個体に別れる時、元の細胞

にあった主導権が、完全に2つに別れた時に、2つは独立します。

 人間などは、細胞分裂をしながら、個体を大きくしていき、それらを纏めあげる心

に行動と思考が左右されます。その違いは高等生物だからでしょうか?

 例えば、ミミズです。体が2つに千切れても、何故か尻尾の方もうねりながら歩き

続けます。魚も暫くはそうです。しかし、人間と一部の生物だけは違います。

 面白い法則性です。まるで、妖怪ドラマのようですね。

 続きはまた今度に。

                         2018年5月24日 著者