地球磁場(磁極)の弱まりのニュースを見て

2020/08/30

 読者の皆様へ。

 地球磁場(磁極)の弱まりのニュースを見て、考える事。

 現在、日本国は熱波に襲われています。化学の教科書で極性

というのを習いました。

 大気の大半は、窒素N2と酸素O2です。これらは無極性分子

で、余り磁場の影響を受けません。しかし、二酸化炭素CO2は

極性分子で、磁場の影響を受け易いです。

 大学で、磁場により、金属配合の違う硬貨を振り分ける遊び

を皆がしていました。恐らく、自販機かATMも、この仕組みで

硬貨の分別をしています。

 大気の化学物質分子や二酸化炭素の量が増えたせいで、地球

磁場による大気の流れや偏西風が変わってきている可能性があ

ります。著者は気候学の専門家ではありません。

 勿論、永久凍土の消失と気温上昇によって、地球磁場に変化

がある可能性もある。地球の真ん中の核やマントル、そして地

核を含めた磁極で、北極辺りがN極、南極辺りがS極で、地球自

体が磁石に成っていて磁力線を出している。確か、方位磁石を

用いた場合、赤色の針が北を向き銀色の針が南を向くので、赤

色の針が磁石のS極と成っているはずです。地球磁場N極に磁石

S極が引き付けられるので。

 太陽の周りを地球は公転していて、夏冬で、北半球、南半球

は反対の季節を示します。これは、公転に対して、自転地軸が

斜めにずれていたり、楕円軌道を描いたり、色々な要因により

ます。調べてみて下さい。

 地球磁場の弱まりは、恐らく、大気の撹拌作用に大きな影響

を与えます。海流やマントルの流れにも、何らかの影響を与え

るはずです。

 この気候は余りにも異常です。このままでは、人間は昼間に

外で活動出来なくなる。今まで、永久凍土による冷えた空気が

北極、南極辺りに1年中存在していて、北半球、南半球の冬に

は半球を冷やしていたバランスが壊れている。

 冬に、もう極点近くや永久凍土による冷えた空気が、日本国

まで降りて来ないかも知れない。北極や南極付近まで温暖化が

進んだら。

 陸上に太陽光発電施設、風力発電施設を建て並べて、地下で

人間が暮らす様に成ったら目が当てられない。皆で、夜に、砂

漠化した夜景を、地下から出てきて眺めて大切な水分を飲む未

来だけは、避けなければ成らない。

               2020年8月30日 著者