人類の人口増加による森林の植物への負担について

2020/08/15

 読者の皆様へ。

 人類の人口増加による森林の植物への負担について考えま

しょう。

 植物は光合成で二酸化炭素を還元して酸素を生成している

事は誰もが知っています。それと同時に、植物の生命維持に

、呼吸をしている事も当たり前です。深夜時間帯は特に、光

合成より呼吸をしている状態が殆どです。

 よく、野菜の栽培で、夜間も光を当てると、地中から吸い

上げた栄養素と光エネルギーの化学反応で、野菜がよく育つ

はずです。理屈的に。実際、プラント栽培では行われている

のではないか。

 植物が育つ為には、二酸化炭素が必要です。生物が育つ為

には酸素が必要です。お互いに持ちつ持たれつの関係なので

す。

 しかし、植物も人間と同じように過剰労働を嫌がるし、負

担があるのではないか。夜間は休ませてやらないと病気に掛

かる可能性がある。所謂、植物の病気だ。植物も意外とデリ

ケートで直ぐに病気に掛かり弱るし、気候に順応性がある。

 だから、植物も二酸化炭素と光の沢山ある状態では喜ぶし

、反面、光が無く二酸化炭素で満たされると呼吸困難に陥る

 人間が活発に動き回る昼間の時間帯の植物は大喜びだろう

。食べ物の光と二酸化炭素が豊富な植物にとっては有難い時

間帯だから。一方で、夜の時間帯は、呼吸がしたいのに人間

と合わせて植物も呼吸しているから、やはり、苦しいはず。

 高山植物で考えると、数千メートル海抜上では、植物、特

に大木は生存困難に陥る。二酸化炭素CO2の分子量は約44

で、酸素は約32、大気は窒素80%と酸素20%として、

大気の分子量28×0・8+32×0・2=22・6+6・4

=29だが、上空程、大気の密度は薄くなっている。

 だから、平野程、森林が多いと、植物の酸素製造効率も良

いはずです。そこは、人間と同じです。

 人口増加は、確実に森林への負担を増しています。植林は

もう、凄い勢いで行わないと、先程の二酸化炭素等の地球温

暖化ガスの温室効果が増すばかりです。

 暑さは良いですが、熱いのは我慢できないです。

              2020年8月15日 著者