山の標高と海抜の地殻変動と人的要因による浸食について

2019/10/10

 読者の皆様へ。

 山の標高と海抜の地殻変動と人的要因による浸食について考えましょう。

 最近、ニュースで富士山の標高が、大人数登山者の靴による浸食で低く成っ

ているとのニュースを見ました。その他にも、強風による風化での浸食がある

と思われます。

 では、山は、何故出来たという話で、大陸移動説を聞きます。他にも、火山

活動や地震が有ります。

 大陸移動説は、大陸棚の動きや、海底の棚や砂の動きで、大陸同士が衝突し

て山が隆起して出来たと言われています。火山活動では、地中から溶岩が溶け

出して来たものが、堆積して出来る山も有ります。

 また、地震による断層のズレにより出来る山も有ります。

 ですから、地球誕生の時には、高温な地表で球により近かったものが、地殻

が出来て(地表が冷えて岩石や金属が凝固した事による)、マントル等の流動

により大陸移動または地殻変動や流動が起き、山や海抜の低い土地が出来たと

言えます。

 だから、山はその標高を保つ事が出来るのでしょう。普通ならば、山頂の強

風により風化が起き、標高が低くなる所を、保つのはやはり少しずつ大陸だけ

でなくて、海底も動いて複雑に隆起させたり、陸地を凹ませたりしています。

 話しは変わり、サーフィンをする人によく聴くのが、ビーチの浸食です。砂

浜が風や台風で、大陸側や海側に浸食されて、砂浜の面積が失われている問題

です。防砂林等で内陸の街への砂の飛散を防いで居ますが、これも異常気象に

起因しているのではないかと考えています。

 地球規模の温暖化により、一時的に海面が上昇したり、台風や強風が発生し

たり、それと、砂を売り物にする人的な要因も考えられます。

 ビーチの海底の地形の変化は、台風による大波や強風で変化すると、サーフ

ィン関係者に聞いた事が有ります。一方で、珊瑚礁での波の立ち方は余り変化

が無い様で、ポイントブレイクの綺麗な波が立つ様です。

 言いたい事は、温暖化がもたらす影響は、人間の生活のみならず、地球環境

の至るところに及ぼしているという話です。

 続きはまた今度に。

                     2019年10月10日 著者